Story
その手仕事を未来へ
MADE IN KURUME
久留米かすりの歴史は古く、その経糸と緯糸が織り成す手仕事は、江戸の末期からこの藍暦(あいごよみ)の本拠地である久留米・筑後地方で脈々と受け継がれてきました。
その昔、十二歳の少女のインスピレーションで生まれた久留米かすり。
藍暦はその伝統技術を活かすために生まれた久留米かすりと共に歩むブランドです。
久留米かすりは今もその製造のほとんどを手作業で行っおり、括りや染め、織りに至るまで、約30工程にも及ぶ作業を有します。
重松株式会社は創業当初、久留米かすりの製造を行っていた事もあり、その造詣も深く、久留米かすりや産地の織元と向き合いながら常に『藍暦らしさ』とは何かを考え、品質にこだわった製品を世に送り出しています。
日本の四季・こだわりの藍(あい)
私たちは産地に根づいたモノづくりを考えています。
都会的なスピードのあるモノづくりはできません。
なぜなら直ぐに飽きて着れなくなるようなモノではなく。
コトの中でモノを育む、そんなモノづくりを提案しようと思っているからです。
移りゆく季節の中で
木々が風に揺れる音や、木漏れ日。
川の流れる音と日の光を浴びキラキラと輝く水面。
鳥たちのさえずりと虫の音。
そんな「歴」の流れを感じさせる服。
永く愛され時を経て味わいを増す服。
時の流れの中で感じる心を大切に生き、
今を大切に人生を謳歌している人のために
藍暦(あいごよみ)は生まれました。